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2022. 08. 11 配信

県独自の「医療非常事態宣言」の発令を受けて

県内では新型コロナウイルスの感染急拡大に歯止めがかからない中、入院患者の増加に加え、医療従事者の感染等による欠勤などにより、コロナ患者の入院調整が困難な状況にあるとともに、一般医療が一部制限をされるなど、地域医療が崩壊する危機に直面しております。

そのような状況を踏まえ、早期に感染を抑制し、脆弱な本県の医療体制を守るため、本日(8月11日)、宮崎県は県下全域を対象に県独自の「医療非常事態宣言」を発令しました。今回の発令を受け、県から県民の皆様に対し、8月11日から31日までの間、以下のとおり要請がありました。 

○家族など、いつも一緒にいる身近な人以外との接触機会を減らしましょう
・外出や移動は、家族など、いつも一緒にいる身近な人とお願いします
・普段会わない親戚や友人との大人数・長時間での会食や集まり等は控えてください
・混雑した場所や感染リスクが高い場所への外出や移動は自粛してください(高齢者や基礎疾患のある方及びこれらの方と日常的に接する方は特に注意してください)

○イベントについては、規模や内容等を踏まえ、開催について慎重に判断の上、延期できるものは延期してください
・開催する場合は、感染防止対策を徹底の上、収容率と人数上限でどちらか小さいほうを限度に開催してください
・飲食時には「ひなた飲食店認証店」の認証基準に準じた感染防止対策を実施してください
さらに、保健・医療を守るために、県から県民の皆様に対し、以下のとおりお願いが出ております。

○保健所機能を守るために
・陽性や濃厚接触となった場合の療養・待機期間の考え方等の必要な情報は、県のホームページ上で確認を!(保健所への電話は控えて)

○地域医療を守るために
・できるだけ平日の日中に受診を!
・症状が悪化する前に早期にかかりつけ医等の受診を!
・検査のためだけの救急外来の受診は控えて!

○お困りの方へいち早く支援を届けるために
・感染の場合に備え、1週間程度の食料や解熱剤等の備蓄を!

新型コロナウイルスは、高齢者ほど重症化しやすいことが明らかになっております。
市民の皆様には、大切なご家族を守るためにも、これまで以上に、混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出・移動の自粛、会食の制限、県外から帰ってきた際の早期の検査実施等をしっかりと遵守いただきますとともに、引き続き、うつらない・うつさないための基本的感染防止対策(「マスク着用」「手洗い・手指消毒」「3密(密閉・密集・密接)回避」等)の徹底を強くお願いいたします。
ただし、マスク着用については、政府からもあるとおり、例えば、屋外で周りに人がいない時には、熱中症予防のためにマスクを外すなど、その時々の状況に応じて対応いただきますよう、よろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の一日も早い収束のために、全ての市民が力を合わせて頑張ってまいりましょう。

令和4年8月11日
都城市長 池田宜永

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